Sandwich de sardinas en lata

今日はサーディンごはんを作ってご紹介しようと思っていたけれど、思いのほか、缶詰の量が少なくて2人分作れないことが判明し😢 サンドイッチにしたところ、ブランチにぴったりでした!

スープやサラダを加えてランチにもおすすめです。

このサーディン・サンドイッチ。修道院のレシピなんです。卵をぬるところがすごくおもしろくて新鮮!時々無性に食べたくなります☺️

Arroz de zanahoria y Cerdo rebozado

人参ごはんと豚肉のピカタ

今日は人参ごはんと冷凍してた豚肉でピカタを作りました。人参ごはんはある日食べたくなって作ったのだけど、インド風って勝手に思ってたら、モンゴルに似た料理があるらしい。えー!

豚肉のピカタはなんでもピカタにしちゃうスペイン譲り。☺
クミンやカレーパウダーは好みで調節してください☺️ ざっくりレシピ。

■人参ごはん
米2合ににんじん大1本。
米は炊飯器に入れていつもの水の分量加える。
人参は千切りに。ごま油でクミンシード大さじ1さっと炒め、人参入れて弱火で炒める。
炊飯器に人参と塩小さじ1/2、水1/2カップ加えてさっと混ぜて炊く。

■豚肉のピカタ
豚肉今日は肩ロース切り落とし170gくらいは食べやすい大きさに切り、塩、こしょうをふる。小麦粉大さじ1、カレー粉小さじ1を混ぜ、お肉にまぶし、溶き卵つけ、オリーブオイルでじっくり火が通るまで焼く。

クミンシードはクミンパウダーでも良いかもしれません→挑戦した方、教えて!

Trinxat

トリンチャ

もはやなんだかわからない見た目ですが、カタルニアのじゃがいもとキャベツのお焼きです。

”カタルニアの家庭料理”と以前朝日新聞でご紹介しました。これ作ってみたよ〜というお声をたくさんいただいた料理。おいも好きさんにおすすめ🥔

キャベツの水分はしっかり切ってください!べちゃとしちゃいます。
今日は春キャベツを使っています☺️

レシピざっくり。

トリンチャ(2〜4人分)

①キャベツ300gくらい、ざく切りに。
②じゃがいもは小さいの4個くらい、7-8等分に切る。熱湯でじゃがいもがやわらかくなるまで茹でる。
③その間にベーコン2枚を3等分、4枚を千切り、にんにく1片を薄切りにし、フライパンにオリーブオイルをしき、焼く。
④❷のザルにあげ、しっかり水を切り、マッシャーなどでつぶす。そこへベーコン千切りと塩、こしょうを入れよく混ぜる。
⑤フライパンで両面こんがり焼く。お皿など使いひっくり返す。
⑥残りのベーコンとにんにくをのせる。

みなさん、今日もお健やかにお過ごしください。

Picadillo Cubano

キューバ風ひき肉ごはん

学生の頃、コロンビアの友達に教わって長年重宝してる”キューバ風ひき肉ごはん”です。

なぜコロンビア人の彼女がキューバ風を?どうしても思い出せないのだけど、おそらく中南米でとてもポピュラーなんだと思います。調べなきゃ💦

赤パプリカやピーマンを入れても美味しいです。
本当はレーズンが入るけど、なかった💦ので少し甘みに欠けますけど。。

冷凍してたひき肉とごはんはレンチン。
今日は豚ひきですが、牛でも合挽きでも。

材料(2〜3人分)

ひき肉 300g
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも 小2個
にんにく 1片
白ワイン 大2

a
トマトソース 1/2カップ
クミン 小さじ1/2
オレガノ(ドライ)小さじ1
ローリエ 1〜2枚
グリーンオリーブ 4個
水 大1

塩、こしょう 各適量
オリーブオイル 小さじ2

つくりかた

①玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。
②じゃがいもは5mm角に切る。オリーブは輪切りにする。
③フライパンにオリーブオイルを入れ、①を炒めよく炒める。じゃがいもを加え炒める。
④ひき肉加え炒め、色が変わったらワイン入れ煮詰め、aを加えて蓋をして15分弱火で煮込む。
⑤ごはんにかける。

焦げないようにお水を多めにして最後に煮つめても良いです。
トマトの水煮使うときも最後に煮つめ、少しお砂糖入れてください!

今日もみなさん、健やかに!美味しいごはんで免疫力!!

Tortilla de pasta

ウイルスの感染拡大でこの数週間で生活が一変してしまいました。

いつも当たり前のように過ごしていた日々の暮らしがまるで遠い昔のように感じるほどです。

散歩に出ると、季節は美しい春。神田川は静かに流れ、葉桜と八重桜は可愛らしく、木々は緑が瑞々しく、なんとも平和です。余計に今の現状が信じられず、なんだか時が止まってしまったような錯覚に思わず立ちつくしてしまいます。

それでもスペインの娘家族や友人、アメリカの妹と連絡を取りあう日々に。ずしんと現実に戻されます。日本だけではなく、世界規模で多くの人たちが不安を感じながら、今を乗り越えようとしています。また医療関係の方たち、保育所の先生たち、食品に関わる多くの方たちが危険にさらされながら、心身ともに過酷な毎日をおくられていると思うと1日もはやく終息に向かうことを祈るばかりです。

インスタグラムで少しずつレシピを公開しております。微力ながら少しでもみなさんの毎日の献立のヒントになり、お疲れが少しでも軽減されればと思っております。こちらにも同様のものをあげさせていただきますので、活用していただければ幸いです。

不安な毎日が続きますが、どうかくれぐれもご自愛ください。みなさまの健康を心からお祈りいたしております。

パスタオムレツ    Tortilla de pasta

料理研究家の脇雅代先生が発起人となりはじまったSNSで料理家たちがバトンをつなぎレシピを紹介していく“簡単に家庭でできる料理リレー”。すっかりと広がり、現在は大変な数のレシピとなっているようです。#料理リレー2020

わたしも料理研究家の上田淳子ちゃんからバトンを受け取り、レシピをご紹介させていただきました。

わたしがご紹介したのは、イタリア人の友人に教わった“パスタオムレツ”。わたしも長年重宝してるお助けレシピです。
パスタだけで充分美味しく満足なのですが、野菜やチーズ、ウインナーやハム、ハーブ、残りものを加えると果てしなく広がるレシピです!
パスタはショートパスタやミックスしても。

材料 3-4人分 フライパンの大きさ問わず

卵 4〜5個
パスタ  120-180g(いつもの2人分くらい)
塩 小さじ1/2〜
こしょう 少々
オリーブオイル 小さじ2
ケチャップ 適量

つくりかた

①パスタは表示通りに茹でる。
②ボウルに卵を溶き、塩、こしょうを入れて混ぜる。①のパスタを入れてさらに混ぜる。
③フライパンを温め、オリーブオイルを入れ、②を流し両面を焼く。お皿、蓋などを使いひっくり返す。
④できあがりにケチャップをかける。

パスタ(ショートパスタ)をミックスするときは茹で時間に時差をつけてくださいね!残り野菜、ブロッコリー、にんじん、グリンピース、じゃがいも、グリンピース、空豆、いんげん、etc.などはパスタと一緒に茹でるかレンチンしてください。

続けて、料理研究家の高山かづえちゃんと本田よう一くんにバトンを渡しました。

みなさんの食卓がほほえみあふれますように!

Turrón de vino

赤ワインのメレンゲ

今日はチリのかわいいお菓子をご紹介します。

ふわっとしたメレンゲがほんのりピンク色になって春らしいんです。この季節、ところどころで「桜色」に出会ったり、目がいってしまいますよね。この色は赤ワインの色。お砂糖と煮詰めてメレンゲに混ぜる、ちょっとめずらしいチリの伝統菓子です。
くるみとの相性も良くて、いろいろと新鮮な驚きを発見できますよ。ぜひチリのカベルネ・ソーヴィニヨンを使って作ってみてください。

赤ワインのメレンゲ
Turrón de vino

材料(6人分)
卵白  2個分
赤ワイン  1カップ
グラニュー糖  大さじ6
くるみ   適量

作り方
1. 卵白をしっかりと泡立てる。
2. 赤ワインとグラニュー糖を鍋に入れる。グラニュー糖を溶かしながらとろりとなるまで煮詰める。
3. 熱い②を①に少しずつ加えながらさらに泡立てる。冷めるまでしっかりと泡立てる。
4. 器に移し、砕いたくるみをふる。

Estofado de Ternera

煮込み料理

暦ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続いています。風邪やインフルエンザも流行っていて、身体あたためて免疫力も高めなきゃって思いますよね。それにつけても、この季節は煮込み料理がうれしいです。

スペイン暮らしでわたしの生活の中に根付いたものの中に煮込み料理があります。スペイン語で煮込み料理は”Estofado エストファード”、”Guisado ギサード”と言います。ギサードよりエストファードのほうがより時間をかけて「煮込む」感じでしょうか。おふくろの味の代名詞でもあります。

豆料理や肉、魚介・・いろいろな煮込みがあるなか、なんと言っても王道は肉のワイン煮込みだと思います。玉ねぎとピーマン、にんにくと肉を炒めて白ワインで煮こむのもスペインらしくて大好きですが、牛肉を赤ワインで煮こむシチューも美味しいですよね。白いごはんにも合うし。

まだ続きそうな寒い日にぐつぐつ煮込んでくださいね。

ビーフシチュー
Estofado de ternera

材料(3〜4人分)
牛肉(シチュー用、肩ロース、すね肉などの角切り) 500g
玉ねぎ                               1個
にんにく                              1片
ベビーキャロット                     8本
じゃがいも                             2個
トマトの水煮                             400g(1缶)
オリーブオイル                         大さじ2
赤ワイン(辛口フルボディ) 1/2カップ
ローリエ                          1枚
砂糖                               小さじ2
塩、黒こしょう                       各適量
小麦粉                            少々

(必要ならば)固形ブイヨン 1個 グリーンピース  適宜

作り方

  1. 牛肉は塩、こしょうをし、小麦粉をまぶす。
  2. 玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。じゃがいもは一口大に切る。トマトの水煮はつぶしておく。
  3. 鍋(焦げやすい鍋ならフライパンで)にオリーブオイル大さじ1を温め、牛肉を焼く。全面がこんがりとなったら取り出す。残ったおこげもこそげとりとっておく(玉ねぎが焦げるのでしっかりと)。
  4. 鍋にオリーブオイル大さじ1を温め、玉ねぎを加え弱火にしてゆっくりと炒める。玉ねぎがしんなりとしてきたら、にんにくを加えさらに炒める。
  5. 玉ねぎの甘みが出てきたら、牛肉とおこげを戻し入れ赤ワインを注ぎ、半量になるくらいまで煮詰める。
  6. トマトの水煮、ローリエ、砂糖、水11/2カップ、好みでブイヨンを加えて強火にかける。煮立ったら弱火にしてアクを取り除く。ふたをして1時間ほど煮込む。
  7. ベビーキャロットとじゃがいもを加え、ふたをしてじゃがいもがやわらかくなるまで、15~20分煮込む。
  8. 必要であれば塩、こしょうで味を調節する。

Sopa de ajo

風邪知らずのにんにくのスープ  “ソパ・デ・アホ”

スペイン人の台所には必ずと言っていいほどあるのがにんにくと残ったパン。そしてどの家庭にも常備されてるパプリカパウダー。さらに残ったスープストック、卵があれば完璧。というわけで冬にささっと作れる料理として本当に重宝されてるのがソパ・デ・アホ。にんにくのスープです。その上、風邪の予防や治療にも効果があるともなると、つくづくありがたいスープなんです。

熱々をふーふーしながら、口にするとにんにくの香りがふわっと広がる。半熟の黄身はそっと割る。混ざらないように最初半分食べて最後は混ぜて食べるんです。ここが好みが分かれるところなんでしょうね。お味噌汁の卵みたいに。そしてパンのふやけ加減もすごく大切。おじやみたいにぐじゅぐじゅにならない程度に程よくスープが染み込んでないといけない。これも作る人によってすごく違ってくる。

にんにくのスープと言うと赤い色。「辛いのか・・」と思う人も多いようですが、スペインの人たちは辛いものはほとんど食べない。「トマト?」って思ってる人もいるけれど、パプリカパウダー(甘口)の色です。香りも豊かでスペイン料理には欠かせないからこの香りだけで「たまらん!」と思う人たちもたくさん。できれば香ばしいスモークタイプ、それもスペイン・ベラ産を使えばさらに良し。

実は黒こしょうをたっぷりふったり、間違って買ってしまった辛口パプリカパウダーを使ったり。スペインらしくないけど、ちょっと辛いのも悪くないんです。

これは冬がとっても寒いカスティージャ・イ・レオン地方から全国的に広がったスープと言われています。バスクだと塩抜きした干し鱈が入るのがおもしろい。カタルーニャの人に教えてもらったみじん切りにしたタイムを一緒に煮込むのも好き。香りよくさらに風邪予防の効果もさらに上がるのでうれしいんです。シェリー酒をちょっぴり落とすのもいい。ますます身体はポカポカ! そんなときは香り豊かなアモンティジャードがお薦めです。

シェリーと言えば、ずいぶん前に五反田のシェリーバル「シェリーミュージアム」でいただいた締めが “ソパ・デ・アホ”ラーメンだったことがありました。それもインスタントラーメンの乾麺。。ポップだったなぁ。パンの代わりに麺やご飯を入れても美味しいのでいろいろ試してください。

臭い?にんにくは炒めてオリーブオイルに香りを移すので少量でも充分ですし、炒めることによって後に残る臭いも軽減。このスープ、思いのほかまろやかなので、あしからず。

風邪なんかに負けぬよう残りの冬もにんにくのスープでのりきりましょう!

にんにくのスープ
sopa de ajo

材料(4人分)
にんにく    2~4片
バゲット  100g
卵     4個
パプリカパウダー(スモーク) 小さじ2
オリーブオイル 大さじ2と1/2
スープ(チキンスープなど)  6カップ
塩、黒こしょう 各少々

作り方
1. にんにくは粗みじんに切る。バゲットは1cm角に切る。

2. 鍋にオリーブオイルを温め、にんにくを炒める。

3. バゲットを入れてさらに香ばしく炒める。火を止め、パプリカパウダーをふり入れて全体を混ぜる。

4. スープを入れて沸騰したら、弱火にして塩、こしょうで味を調え、ふたをして20分ほど煮込む。

5. 卵を落とし入れ、半熟状になるまで煮込む。

¡Feliz año nuevo!

新春のよき日に

あけましておめでとうございます。

元旦から美しい青空が広がり、新年の抱負を抱くにふさわしい明るく清々しいスタートとなりましたね。2019年がみなさんにとって健康で微笑みいっぱいの素晴らしい年になりますように。

実はわたしにとって今年は大きな節目となる年なんです。とんでもなく大きな大きな大台!に1歩踏み入れるところ。“おばあちゃんのスペイン料理”とか名前変えちゃおうかしら、とか考えたりしておりましたが、まずはブログを新しく開くことが新しい年の、そしてターニングポイントの第一歩となりました。

12年間続けてきたブログやいままで自分で記してきたもの、レシピなどの集大成として改めて気持ちも新たにまとめていきたいと思っています。楽しんでいただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

さっそくですが、今年初、新ブログ初のレシピのご紹介です。

以前、読売新聞「おいしい!」にのせていただいたお正月料理。スペイン料理をベースにアレンジした洋風おせちです。どれも簡単に作れるので年末の準備がとっても楽でスピーディ。と言ってもね・・お正月にはもう遅い・・のでおもてなしなどに活用してみてくださいね。

タコのガリシア風/オレンジのキャロットラペ/鯛のマリネ/紫キャベツの炒めもの/クリームチーズのサーモン巻き/オリーブ・ローズマリーの羽根

残ったものを盛ったもの。盛り方で色々と印象が変わるのも楽しい。

オレンジのキャロットラペ
材料(2人分)
にんじん  1/2本
オレンジ 1個
塩 少々
a  白ワインビネガー(酢でも) 小さじ1
オリーブオイル      小さじ1
こしょう         適宜
作り方
にんじんは皮をむき千切りにして塩をふり軽くもみ、水分を切る。小房に分けた半分に切ったオレンジと混ぜてaで和える。

タコのガリシア風
材料(2人分)
ゆでだこの足  1本
a 粗塩 パプリカパウダー(スモーク)、オリーブオイル 各適量
作り方
たこはぶつ切りにし、aをふりかける。

栗と紫キャベツの炒め物
材料(2人分)
紫キャベツ    120g(約1/8個)
栗甘露煮(市販)  4個
酢           小さじ1
塩、黒こしょう   各少々
オリーブオイル   小さじ1
作り方
キャベツは千切りにし、オリーブオイルで炒める。酢を入れさらに炒め、塩、こしょうで味を調え、栗を加え混ぜる。

サーモンのクリームチーズ巻き
材料(2人分)
スモークサーモン(薄切り) 6枚
クリームチーズ    40g
いくら           少々
作り方
スモークサーモン2枚を少し重ねる。クリームチーズは3等分にし、手でスモ ークサーモン(2枚重ねた状態)の幅長さの棒状にし、サーモンの端にのせ(芯にして)くるりと巻く。半分に切り、いくらをのせる。

白味魚のマリネ
材料(2人分)
白身魚刺身(ひらめ、鯛など)   1/さく(140g)
白ワインビネガー           小さじ3
塩                      小さじ1/2
a  にんにくのみじん切り     少々
オリーブオイル          大さじ1
イタリアンパセリのみじん切り 2本
作り方
刺身をそぎ切りにして全面に塩をして15分おく。ビネガーをふり15分ほどおき、Aの材料をふる。