Torrijas

聖週間のトリーハス

スペインでは今日から聖週間がはじまります。
イエス・キリストがエルサレムに入城した“聖枝の日曜日”の今日から、復活するまでの1週間が聖週間と呼ばれ、キリストの受難に思いをはせ、死を悼みます。
聖週間の間には肉料理を控えたり、色々な意味合いを持つ料理を食べる習慣が今も残っています。
信心深い人たちや修道院では聖金曜日(19日)には断食することも。

聖週間の代表的なお菓子のひとつに“トリーハス”があります。
スペイン風のフレンチトーストと言った方がわかりやすいかもしれません。スペインでは家庭で作るだけではなく、ケーキ屋さんやデリなどでもこの時期、見かけます。

シナモンスティックとオレンジ、レモンの皮で風味づけした温かいミルクをバゲットやバタールの厚めスライスをつけ込み、溶き卵にとおしてオリーブオイルで焼きあげます。
はちみつなど蜜をかけたり、白ワインや赤ワインで作ることもあります。
画像は伝統的なトリーハスとは違い、いちごをのせてみました。

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